三沢さんは生前、主宰するプロレス団体「プロレスリング・ノア」の携帯サイトなどに日記形式でエッセーを掲載。このうち05年11月から09年1月までの中から85日分を選んでまとめた。
「熱が下がらなくて咳(せき)が止まらなかったですが、何とかがんばって試合をしました」「どうせやらなきゃいけないなら中途半端よりも一生懸命やった方が良いよね」などけがを抱えながらリング生活を続けた三沢さんの前向きな日常が記されている。
香山さんは生前の三沢さんと面識はなかったが、事故死のニュースをきっかけに三沢さんに興味を持って調べるうちに携帯サイトのエッセーの存在を知った。ドンマイ、ドンマイと読む人を力づける内容に感動し、出版を企画した。「三沢さんは亡くなったが、残されたエッセーが生きている私を感動させた。この感動を私だけのもので終わらせていけないと思った」
会見には三沢さんのライバルで06年に腎臓がん手術を受けたプロレスラー、小橋建太さん(43)も同席し「三沢さんの偉業は色あせることはない。10代20代の若い人にこの本をぜひ読んでほしい」と呼びかけた。
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